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たどりついた「コスプレなタドツ人」

さすらいの熱血ガイドボランティア!?

街中を知り尽くした元祖コスプレおじさん

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【名前】中津栄一(別名 森の石松)

【出没】たどつまち歩きの会 多度津町立資料館など

【特徴】多度津の町の魅力を案内し続ける「たどつまち歩きの会」会長さん。ときには 渡世人姿で多度津のために歩き回るコスプレなタドツ人。


多度津港から 車で5分程 西へ走ると 白方(shirakata)という地区がある。

車窓の向こうに流れていくのは、凪の瀬戸内、ブドウ畑 オリーブ畑の碧。

碧い里の 楠や栗の木が茂る 小高い山のふもとを  時折ジョギングするシニア男性の姿がある。

その人の名は 中津栄一。まわりからは親しみを込めて〝なかっつぁん〟と呼ばれている。 

公務員の職を退いたあと 〝なかっつぁん〟にはやりたいことがあった。

 

町の案内人になれないか… 

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生まれ育ったこの里、この町には、先人たちが大切に受け継いできた歴史が深く根付いている。その歴史を語ることが  自分や家族を育んでくれた  この里への恩返しになるんじゃないか…。

誰でも命には限りがある… 誰かが 先人の想いや働きを 次の世代へと語り継いでいけば、自分が消えたあとも  先人の想いは 未来の誰かに届けられる。  そうやって町は続いていく。

自分では大したことは成せないけれど  語りべになることで 何かの力になれるのでは…

漠然とだが その想いは募っていた。 

 

〝なかっつぁん〟を育てた白方には  そのまま絵に納めてしまいたいような夕陽や、空海草創の秘話、四国を代表するような中世の山城「天霧城」城跡、江戸時代上級武士の武家屋敷が現存している林求馬邸、古墳中期時代の盛土山古墳… と、歴史愛好家にとって興味をそそられる場所があふれている。

ブドウやオリーブ、牡蠣、ミニトマト…と美味しい産物もふんだんにある。

これを多くの人に、語り、広めることを使命にしたい!

 

その想いは 二度の脳梗塞を克服した後、 一層強く なかっつあんを突き動かすようになった。

「ガイドボランティア」それが なかっつぁんの第二ステージとなったのだ。

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「せっかくやるなら 白方だけでなく 多度津町全域の 面白いところを巡るツアーをドンドン企画していこう!」

「同じやるなら 時には森の石松に扮して お客様を楽しませたい!」根っからのサービス精神がムクムク沸き上がる。

まちチャリで走ったり、お遍路を楽しんだり、ミニトマトの収穫やブドウ狩り、工房での作品作りなど体験型まちあるきも含めると ルートは既に十数種類。ガイドボランティアの仲間や旅行代理店、学生と共に協力し合いながら、多度津を訪れる人々に この町の味わい深さや面白さを伝えている。

 

熱く語るには覚悟が要ると思う。「いっぺん命の大事さを知ったら じっとしとれんようになるでぇ」なかっつぁんの言葉は今日も熱い。

碧い里に吹く風のように  なかっつぁんは今日も颯爽と事を成していく。

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